今月の旬の食材 枝豆
夏の食卓に欠かせない枝豆。作付面積と消費量が共に全国一位を誇る、新潟県の夏の味覚の代表格です。7~8月を旬とする新潟茶豆を中心に、おつな姫、湯あがり娘、肴(さかな)豆などさまざまな品種がリレー出荷されることで、新潟県では5~10月の長い期間にわたって枝豆を楽しむことができます。
枝豆の昆布だし浅漬け
いつもの枝豆に昆布のうまみをプラス! 枝豆のさやの両側を切ることで味がよく染み、小料理屋さんのような趣に。
<材料> (作りやすい分量)
■ショウガ…1かけ
■赤唐辛子…1本
■枝豆…200g
■塩…大さじ1
Ⓐ:水…200ml
昆布茶…小さじ2
酢…小さじ2
砂糖…小さじ1/2
塩…小さじ1/2
<作り方> (約15分 ※漬け置く時間は除く)
❶ショウガは千切りにし、赤唐辛子は種を取る。
❷枝豆はさやの両端をハサミで切る。塩でもみ、沸騰した湯(分量外)で2~3分お好みの固さにゆで、ざるに上げる。
❸保存容器にⒶ、①を入れて混ぜる。枝豆が熱いうちに入れて混ぜ合わせ、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れる。半日から一日浸す。
枝豆と生ハムのタルティーヌ
旬の枝豆の甘さと香りを存分に楽しめる枝豆ペースト。生ハムの塩気と合わせると癖になるおいしさです!
<材料> (作りやすい分量)
■枝豆(さや付き)…300g
※さや・薄皮を除いて約100g
■塩…大さじ1
Ⓑ:マスカルポーネチーズ…50g
オリーブ油…大さじ1
塩…小さじ1/4
レモン汁…少々
■お好みのパン…適量
■生ハム…適量
■粗びき黒こしょう…適量
■オリーブ油…適量
<作り方> (約30分)
❶枝豆は塩でもみ、沸騰した湯で5分程やや軟らかめにゆでる。ざるに上げ、粗熱を取る。
❷枝豆はさやから実を取り出し、薄皮もむく。ジッパー付き保存袋に入れ、めん棒、コップの底などで粗くつぶす(半分程度つぶすくらいでよい)。
❸②、Ⓑをボウルに入れて混ぜ合わせ、味を調える。
❹パンに③をたっぷりと塗り、生ハムを添える。お好みで粗びき黒こしょう、オリーブ油をかける。
レシピ考案 古川 浩子さん
野菜ソムリエプロ、製菓衛生師
新潟県上越市出身。子どもの頃から食いしん坊の料理好き。会社員時代にいくつかのレシピコンテストで入賞したことをきっかけに一念発起し、料理の世界へ。アシスタントを経て、現在は料理教室講師、企業へのレシピ提供等を行っている。
インスタグラム:@hiroko_furukawa_niigata