新潟の冬の楽しみといったら、まず温泉。雪景色を眺めつつ冷えた体をじんわりと温め、湯上がりに地元の名物を味わいながらのんびりと過ごしたなら、心まで潤うご褒美旅になる。年の初め、予約せずとも出かけられる、日帰り癒やされ旅へ。
効能豊かな湯とそばを
奥湯沢の秘境の一軒宿で
清津川に架かる橋を渡った所にたたずむ庄屋造りの一軒宿。一面銀世界となる冬の秘湯も風情がある。こちらの源泉は全国でも珍しく目に効能があり、昭和初期までは「貝掛の目薬」として販売されていた名湯。源泉は37度と低めだが露天風呂と内湯の一つは源泉がそのままかけ流しにされ、湯枕に頭を預けてゆっくり漬かる心地よさは格別だ。小さい湯船は41度前後の“あつ湯”を満たし、交互に入ると体がシャッキリとして代謝もアップするという。さて、体が芯から温まった後、お昼ごはんのお薦めはふのりそば。つるりと喉越しもよく、冬でも冷そばを頼む人が多いという。広い休憩室はないが、館内の「いろりの間」は図書室のようで、ここでのんびり過ごしてもいい。

開湯したのは約700年前。戦国時代には上杉謙信の隠れ湯として傷を癒やし、江戸時代からは眼病に効く湯治場として人気になった

湯口から湯をすくい、目を浸してまぶたをパチパチとしながら目を洗うと、不思議と目がすっきりする。ぜひお試しあれ
「貝掛三味そば」1,400円
季節の天ぷら3品、とろろとノリ、おかかとワカメをのせた3種類のそばを味わえるのが人気の理由。魚沼地域の名物であるふのりそばは県外客からも好評だ。この日の天ぷらはサツマイモ、マイタケ、シシトウ。サックリと食感もいい。

貝掛温泉
住所|新潟県南魚沼郡湯沢町三俣686[地図]
電話|025-788-9911
時間|入浴11:00~15:00(最終受付14:00)、ランチ12:00〜13:00
定休|不定休
料金|大人1,200円、小学生以下600円
HP|https://kaikake.jp/
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