地元をよく知る「推し人」が推しスポット・イベントを紹介する「地元の推しコレ」。
assh紙面で紹介しきれなかった新潟県長岡市の推しを、フリーライターの土肥洋子さんに、全4回にわたり紹介してもらいます。
地元の推しコレ・長岡市①
長岡市に暮らす前の私にとって、イチゴの銘柄といえば“あまおう”か“とちおとめ”でした。
それらは、甘みと酸味がハッキリし、歯応えのある果肉といった印象です。
そのため、新潟生まれの“越後姫”を初めて口にした時、「私の知るイチゴと違う!」と驚いたものです。
越後姫は、果肉がとても柔らかく、口の中でジュワーっと広がる優しい甘さです。

コロンとした形で、表面がつぶつぶした印象の越後姫
そんな越後姫のイチゴ狩りを楽しめる“長岡東山ふるさと体験農園”をご紹介します。
こちらは、摘み取った分を、量り売りで購入するスタイルの体験農園です。
もともとイチゴ好きのご主人、大勝圭司さんが、前のイチゴ農家さんから10年前に経営を引き継ぎました。

長岡を背中に、東山に向かう途中に現れる、黄色い看板が目印
4棟あるビニールハウスは、全て越後姫を栽培しています。
長く収穫が楽しめるよう、2棟ごとに苗を植えるタイミングをずらし、およそ1月中旬から5月いっぱいまで、イチゴ狩りが楽しめます。

暖かく保たれたハウス
ビニールハウス内の気温は、日中は暖房機で15℃以上に保たれます。
内張りカーテンでハウス内を二重構造にし、筒状のビニールをハウス全体に張り巡らせ、暖かい空気が送られます。

自分の目で選び抜いたイチゴを、大切に収穫。パンパンに入れて、これで800円ぐらい

アイスも農園で販売中。イチゴシャーベット(左)とイチゴのミルクアイス
こちらの農園のイチゴは、長岡市内の農産物直売所「なじらーて」とスーパー「原信 旭岡店」でも購入できます。
冬〜春を鮮やかに彩る“越後姫”。箱いっぱいに収穫を楽しんでみては、いかがでしょうか!
長岡東山ふるさと体験農園
住所 長岡市鉢伏町285
営業時間 10時~15時
定休日 月曜(月曜が祝日の場合、火曜)
電話 090-3638-4765
入園料 大人200円/小学生以下100円
量り売り 100g300円~ (時期により変更)
https://www.facebook.com/nagaokastrawberry?locale=ja_JP