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2026.05.28 activity

四季の移ろいを見逃さない 偏光レンズメガネで散歩

エリア

中越

アウトドアの達人が、自然豊かな新潟県の楽しみ方を紹介するリレーコラム。今月はメガネフレームやアウトドア用品の企画・製造を行うE&E Ltd.(新潟県三条市)の多田眞也さんが、誰もが楽しめる「散歩アウトドア」の楽しみ方をレクチャーします。


私が勤める三条市のE&Eでは、メガネフレーム・サングラスの企画・デザインから製造までの一貫生産を行っています。 約12年前、転職を機に東京から新潟へと生活の場を移したことから、さまざまなアウトドアを楽しむ方々との出会いにより、それまで楽しんでいた登山のほかにサイクリングや釣りなど趣味が増え、海・山・川といろいろなところで休日を過ごすようになりました。

日々の小さな変化を体いっぱいに感じられる気軽なアウトドア「散歩」

そうしたアクティブなアウトドアの楽しみ方と同時に、日ごろ当たり前と感じていた身近な自然にも目を向けてみることの大切さにも気づきました。
新潟で暮らす以前から歩くことが好きで、景色や建物などに足を止め、眺めて楽しむことがよくありました。しかし車での移動がメインとなった新潟での生活。車窓から細かな環境の変化を楽しむことは難しく、気づけばこれまでの楽しみがひとつ減ってしまっていたかもしれないと感じました。

四季の移ろいを楽しむ

日常のたくさんの変化やその面白さに気づくための方法が「散歩」でした。「アウトドア」と聞くと、大変そう…と身構えてしまう方でも、散歩であれば気軽にできると思います。散歩は老若男女問わずできて特別な道具もいりませんが、それでもじゅうぶんなアウトドアです。

自分の足で、自分のペースで歩き、周りに目を向けてみる。小さな変化を見つけることもできれば、自身の体と心の再確認や再発見もでき、リフレッシュにつながります。

散歩中に一休み

自社製のチェアを散歩に持っていくこともあります。気に入った場所でちょっと休憩。私の自宅は街から少しだけ離れた、沢や川に囲まれた穏やかな里山にあるので、春は木々の緑に心地よい明るさで高揚感を感じ、夏は暑くなる前のしっとりとした空気をまとってリフレッシュ、秋は徐々に黄や赤みの景色に変わっていく移ろいが、心の何かを動かします。
そして冬。雪が積もれば歩みは他の季節よりも遅くなり、さらに小さな変化に目を向けることになります。しかしその変化を楽しんでいる中、なぜか視界に不快な感覚を覚えます。
それは雪国の冬特有の眩しさでした。

季節に応じたアイウェアを使って快適な視界で散歩する

春から夏には日差しの強さによる眩しさを避けるためにサングラスをかけることも多いです。
この時はカラーが濃いレンズで視界全体の明るさを下げる(=暗く感じる)ことで眩しさが軽減されますので、そのようなサングラスを掛けている方もしばしば見かけます。

冬、空は曇っているのに雪景色の中で眼を細めた経験がある方も多いのではないでしょうか。
冬の眩しさは夏とは違い、太陽の光は弱いながらも積もった雪、そして濡れた地面・アスファルトに反射して眼に届きます。これにより眼の疲れを感じている可能性が大きいです。

この場合夏のようにレンズカラーの濃いサングラスを掛けて眩しさを避けることもできますが、濃色のレンズによって視界全体が暗く感じてしまい、かえって見づらいと感じてしまう場合があります。 そこで「偏光レンズ」が取り付けられたサングラスが力を発揮します。

釣りをされる方には「偏光レンズ」は水面のキラキラした反射をカットして水中が見えやすくなるレンズとして認知されていますが、偏光レンズはレンズ内の特殊なフィルターによって日常生活でも不快な光を抑えて視界をクリアに保ち、疲労も軽減してくれます。

「OUTSIDE IN SUNNIES」のフレームにグレー系の偏光レンズを付けて

今回はOUTSIDE INのサングラスコレクション「OUTSIDE IN SUNNIES(アウトサイドイン・サニーズ)」のフレームに、裸眼に近い色調で自然に見えるグレー系の偏光レンズを取り付けて散歩に出かけました。
*OUTSIDE IN SUNNNIESのオプションとして選べる偏光レンズ仕様を使っています。

左が裸眼の状態、右が偏光レンズを通して見た木の階段

まずは少し山の中を歩いてみました。
木陰に入った時でも暗さを感じず、物がくっきり見える感覚があります。

左が裸眼の状態、右が偏光レンズを通して見た雪景色

次に雪が積もっているところ。
雪の照り返しや乱反射した不快な光を偏光レンズが防いでくれることで、わかりづらかった雪面の凹凸も見やすくなっています。

左が裸眼の状態、右が偏光レンズを通した路面

日差しに反射した道路や地面も。照り返した光が緩和されて、とても歩きやすくなりました。

ただ、偏光レンズ付きサングラスは車の運転などにも有効ですが、決して万能ではないことも知っておいてください。カーナビやスマートフォンなどのディスプレイと偏光レンズ双方のフィルターが交差して光を遮断してしまい、ディスプレイが真っ暗に見えてしまうこともあるなど、相性の良くない状況もあります。メガネ・サングラス専門店スタッフに相談するのがおすすめです。

さまざまなアクティビティに適したアイウェアを使ってより快適に、そしてこれまでと違った見え方で新潟の四季を味わってみてください。


【プロフィール】
E&E ltd. ディレクター 多田 眞也さん
東京都出身。都内のアイウェアセレクトショップ勤務時代にE&E社長のクリスと出会い、2013年にE&E入社。自社ブランドのSAY-OH、OUTSIDE INのアイウェア企画・デザイン・セールスを担当。ショップ時代の経験を活かし、顔に似合うだけでなく人柄やライフスタイルに合わせたアイウェアスタイリングも得意としている。
https://www.outside-in-jp.com/